地方都市 の規模が大きな動物病院で勤務する方が獣医師としての実力を伸ばせることの理由
Q:古藤院長は横浜の規模が大きな病院で勤務されてきて、開業は地方都市の富山市でした。
地方都市で獣医師として働くことでの魅力はどんなところにあるとお考えですか。
古藤院長:関東圏の場合、患者さんは病院に来る前にネットでいろんな情報を調べて来られます。そして大学病院や専門病院も多いので、自分が治療を続けたいと思っても、「その動物病院に転院させたい」と言われるケースが多いと言えます。
一方、この富山市の場合、普段から掛かっている動物病院に「お願いします」と言う患者さんが圧倒的に多いと言えます。
私が承継してからも「他に紹介してほしい」と言う患者さんは稀でした。
私は外科を得意としていますので、大学病院でやっているレベルの医療を積極的にやろうとしています。
そのため、この富山市では自分の実力が伸ばせる点は確かにあリます。
「お任せします」と言う患者さんが多いので、チャレンジしようと思えばできる環境にはあります。
Q:「地方都市では患者さんの要求レベルが低いので、これ以上の治療はしなくてもいいと言う患者さんが多いから、地方に行くと勉強ができない」と思い込まれている若い獣医師がたくさん居ます。この点についてはどうでしょうか。
古藤院長:患者さんからの要求については、横浜の病院もこの富山市の病院も変わりはありません。「できれば検査してください」と言う患者さんも多いし、手術もためらわない患者さんも多いので、診療料金は横浜とは変えていますが、要求されることは横浜となんら変わりません。
Q:この富山市では「したい治療ができない」という、獣医師のストレスはないということですね。
古藤院長:そうです。自分の動物病院なので、自分が手術をしたければ、手術料金を下げて患者さんに提案することもできますので。
【勤務医募集中】
池原動物病院 https://ikehara-ah.com
→古藤院長へのインタビュー動画はこちらをご覧ください。
池原動物病院 古藤寛規院長（富山市）
コメントを残す