この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。
新規開業後 は動物病院の経営を軌道に乗せるためには5年程度はかかります。
しかも夜間でも電話を取るなど、ガムシャラに頑張らなければならないため、一般的に 新規開業後 に遠隔地に移転することは難しい。
しかし、この承継開業を利用すれば、新設開業の動物病院を譲渡して、その後、遠隔地で承継開業で再スタートすることが可能です。
このケースでは、新規開業した動物病院をそのまま続けていくよりも、より売上が大きい動物病院を引き継ぐことではるかに早いスピードで成長していくことが可能となります。
具体的な事例で見ると、
自分の出身地に戻って新設開業した院長。
順調に業績は伸ばしてきたが、その地方での特徴として「娘は都市部に出てしまう」という話を聞いて、
将来、家族が離れ離れで寂しくなるは避けたいと思い、思い切って、新規開業した動物病院を知人に譲った後、都市部に出て新規開業を目指しました。
その途中でこの承継開業のことを知り、開業方法を切り替えて、承継開業で都市部での再スタートに成功しました。
その院長は今ではこの承継開業の仕組みを利用して、他の動物病院を承継、事業をどんどん拡大されています。
このケースから、
承継開業は勤務医だけが使える仕組みではなく、新規開業の院長が使える仕組みであるとも言えます。
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