なぜ動物病院の 人材不足 が深刻化しているのか?

公開日:2020年01月11日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

なぜ動物病院の 人材不足 が深刻化しているのか?

勤務医の中には忙しくて時間ができずに開業セミナーに行けないとか、開業セミナーは東京や大阪なので遠くて行けないとか、行きたくても参加できないという方がおられると思います。

そこで開業セミナーではどんなことが講義されているのかをご紹介していきます。

今回のこの新企画では、東京秋葉原で毎月実施されている、

メディカルプラザの承継開業の中身についてルポです。

第6のポイント:勤務医不足( 人材不足 )が続いている原因

今の院長の大きな悩みになってきているのが、人事問題(人材不足)です。

つまりは、勤務医を雇いたいのに募集しても来ないということです。

では、なぜ勤務医がこれだけ不足状態になっているのでしょうか。

第1の理由は、

獣医科大学では男女比は半分近くになってきているので、女性の勤務医は増えていますが、40歳前後になると、体力的な理由から8割以上が勤務医を辞めてしまうからです。

結婚していれば、子育てとかもあるので、家庭に入ってしまいます。

第2の理由は、

男性も30歳代後半から40歳代前半にかけて過半数が勤務医から開業へと踏み切るからです。これが現在の首都圏での新規開業ラッシュを生み出しています。

この2つの理由から、ずっと勤務を続けてくれる獣医師がいなくて、慢性的な勤務医不足が続いているのです。

一方では、高齢犬が増えて患者さんは大きな動物病院に集中するようになっています。

院長としてはもっと勤務医を増やしたいと思っているのに、募集をかけても集まらないという状況が生まれています。

🔴図表 勤務医不足の理由

 

➡️この新企画の全部の内容はこちら

1、獣医師の仕事はこれからずっと続けられるのか?

2、今は忙しいのが悩みなのに、なぜ、獣医師は生涯続けられなくなっていくのか?

3、犬の少子化はどんな影響を開業に及ぼすのか?

4、犬の売上減少は、ネコでカバーできるのか?

5、今までの獣医師の当たり前が終わりになる、とは?

7、獣医師が首都圏に集中することで何が起きているのか?

8、開業資金を銀行から借りるための重要要件とは?

9、承継開業した直後に起きるリスクとは何か?

◉今回このルポでは、開業セミナーの半分程度をご紹介しました。

具体的な開業事例、開業相談などはやはり直接、セミナーにご参加して自分の耳で確かめてください。

➡️セミナースケジュールはここから  https://medical-plaza.net/seminner.html

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