動物病院の 開業 する場合の新常識

公開日:2020年01月05日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

動物病院の 開業 する場合の新常識

勤務医の中には、忙しくて時間ができずに開業セミナーに行けないとか、開業セミナーは東京や大阪なので遠くて行けないとか、行きたくても参加できないという方がおられると思います。

そこで開業セミナーではどんなことが講義されているのかをご紹介していきます。

今回のこの新企画では、東京秋葉原で毎月実施されている、

メディカルプラザの承継開業の中身についてルポです。

動物病院の経営環境が追い風から逆風に変わることで、今までは獣医師にとって当たり前だと思われていたことがそうではなくなってきます。

その実例をご紹介していきます。

1、開業しても、厳しい状況がある?

手術をやらせてもらえないとか、仕事がキツすぎるとか、給与が低いとか、こんな不満は、自分が院長になることで解消できました。

開業すれば、新規の飼い主さんが来院してなんとか経営して成功できたのですが、これはすでに過去の出来事になっています。

2、好きな場所で 開業 ができなくなる?

新規開業の1番の特徴点は、この「自分がここはと思う場所で開業できる」ことです。

しかし、これも過去の出来事になっています。

一番開業したい場所はどこかと聞けば、東京の一等地と答えるでしょうが、誰もそう考える場所はすでに多くの動物病院があり、今でも新規開業が続いている場所です。

好きな場所で開業できなくなってきている点は、新規開業の1番のメリットが失われてきていることでもありますが、新規開業のセミナーではこうした点に触れられることはありません。

3、勤務医として働く場所を見つける苦労

今は高齢犬のお陰で動物病院の業績が順調なので、獣医師不足は最悪の状態にあると言っていいでしょう。大病院の院長ですら、獣医師不足に悩まされているほどです。

また、新たに勤務医が雇えないのなら自分が院長を引退して若い獣医師に動物病院を譲った方が病院の存続になると考える院長も出てきています。

しかし、これもこれからは過去の出来事になっていきます。

その時期は、高齢犬が目に見えて減り始めた時です。

あと2つは、

4、今の動物病院は大きいが、定年まで働き続けられなくなる

5、いざとなったら公務員になれば食いっばぐれることはないは過去の常識?

この2つもこれから過去の出来事になっていきますが、その理由についてはご自身で考えてみてください。

➡️この新企画の全部の内容はこちら

1、獣医師の仕事はこれからずっと続けられるのか?

2、今は忙しいのが悩みなのに、なぜ、獣医師は生涯続けられなくなっていくのか?

3、犬の少子化はどんな影響を開業に及ぼすのか?

4、犬の売上減少は、ネコでカバーできるのか?

6、なぜ動物病院で勤務医不足が続いているのか?

7、獣医師が首都圏に集中することで何が起きているのか?

8、開業資金を銀行から借りるための重要要件とは?

9、承継開業した直後に起きるリスクとは何か?

 ◉今回このルポでは、開業セミナーの半分程度をご紹介しました。

具体的な開業事例、開業相談などはやはり直接、セミナーにご参加して自分の耳で確かめてください。

➡️セミナースケジュールはここから

https://medical-plaza.net/seminner.html

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