動物病院が 忙しい 理由とは?

公開日:2020年01月02日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

今は 忙しい のが悩みなのに、なぜ、獣医師は生涯続けられなくなっていくのか?

勤務医の中には 忙しい が理由で時間ができずに開業セミナーに行けないとか開業セミナーは東京や大阪なので遠くて行けないとか、行きたくても参加できないという方がおられると思います。

そこで開業セミナーではどんなことが講義されているのかをご紹介していきます。

今回のこの新企画では、東京秋葉原で毎月実施されている、

メディカルプラザの承継開業の中身についてルポです。

第2のポイント、今動物病院はなぜ忙しいのか

犬の少子化で動物病院マーケットが縮小しているのに、なぜうちの動物病院は毎日多くの患者さんで溢れて忙しいのかと疑問を持たれていることでしょう。

これは、人間で考えてみればわかります。

日本の人口もすでに人口減少が始まっていますが、ヒトの病院はどこに行っても多くの患者で溢れています。

その患者の大多数は、高齢者です。

高齢になれば重症や慢性病が起きて、医療費負担もかかることになります。

動物病院にとっては、医療費がかかる高齢患者が来院してくれるので経営状態がいいことになります。

ヒトの病院で言えることは、この動物病院でも同じです。

ただ違う点は、犬の少子高齢化が進んでいることで動物病院では二極化が始まっていることです。

高齢犬ですから、重症患者と慢性病患者が多いので、どうしても勤務医やスタッフが多い動物病院に患者さんは来院します。

そのため、大病院に勤務している獣医師はその分、仕事がきつくなっているはずです。

その高齢犬も10年後には今の数から半減すると予測しています。

そうなると、大病院ですらも来院数が減って売上が落ちてくるでしょう。

その時、働いている勤務医に来院数減少のしわ寄せがくることになるから、生涯獣医師を続けられない人がこれから出てくることになるということです。

➡️3回目以降の内容はこちら

3、犬の少子化はどんな影響を開業に及ぼすのか?

4、犬の売上減少は、ネコでカバーできるのか?

5、今までの獣医師の当たり前が終わりになる、とは?

6、なぜ動物病院で勤務医不足が続いているのか?

7、獣医師が首都圏に集中することで何が起きているのか?

8、開業資金を銀行から借りるための重要要件とは?

9、承継開業した直後に起きるリスクとは何か?

◉今回このルポでは、開業セミナーの半分程度をご紹介しました。

具体的な開業事例、開業相談などはやはり直接、セミナーにご参加して自分の耳で確かめてください。

➡️セミナースケジュールはここから

https://medical-plaza.net/seminner.html

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