30代獣医師の給与に差が出る「1000万円勤務医」vol.5

公開日:2019年09月25日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

30代で勤務医給与に差が出る働き方提案 ~メディカルプラザの「1000万円勤務医」その5

動物病院勤務の獣医師には2つのタイプがいる

 

弁護士、会計士、そして医師、歯科医師、薬剤師など、

国家資格をパスした人は、その道のプロフェッショナルと世間からはみられるようになります。

しかし、生涯資格を勝ちとったその「士業」の人たちも、生涯安泰とは言えなくなってきています。

それどころか、ワーキングプア(働く貧困層)になっている人もいます。

それは、国が資格合格者の基準を変えたことで、大量の資格合格者が生まれたからです。

幸い、獣医師はそうではありませんが、今治の加計学園の卒業生が出てくる4年後には今の環境が変わってくるかもしれません。

 

※      ※      ※

 

一般大学では、不況になるとサラリーマンになるよりも公務員へ、

中小企業よりも大企業へと「寄らば大樹の陰」的傾向が強くなります。

不況だから、安定、安心を求めて行動するのは当たり前です。

 

この動物病院業界でいえば、

①勤務医が多くいる、大病院や企業動物病院に勤めること

②開業するよりも、その動物病院で終身勤務医を目指すこと

が将来の安定、安心につながるとして行動されている先生が多いと思います。

 

しかし、企業動物病院勤務医や終身勤務医は安心・安定ではなく、これからは「リスク」になっていきます。

その理由の1つは、

犬の頭数と高齢犬の減少から動物病院が経営難になってくれば、勤務医がリストラ対象になるからです。

⇒関連記事はこちらへ

https://www.medical-plaza.net/2019/04/02/risk-2/

 

もう1つの理由は、

考え方や行動が組織・院長に依存するようになってしまうからです。

永く院長のもとで勤めることで自分なりの考え方や行動をするのではなく、院長ならどうするだろうか、どう考えるだろうかと意識するようになってしまっているからです。

 

この2つの理由から、その病院経営が思わしくなくなった時にはリストラ・倒産のリスクを背負うことになってしまいます。

 

 

一方で、

「プロフェッショナル勤務医」と呼べる勤務医がいます。

終身勤務医との一番の違いは、

「どこの動物病院やどの地域に行っても通用する能力を持っている」

点です。

 

「このようなプロフェッショナル勤務医に1000万円勤務医としての新たな働き方をご提案したいと思っています」(メディカルプラザ代表 西川芳彦氏)

 

このプロフェッショナル勤務医=1000万円勤務医になるのは、どのような能力が必要なのかが気になる方もおられるでしょう。

求められる能力については、この次に掲載しています。

 

つづく

⇒6、「1000万円勤務医」になるには、どんな能力が求められるのか?

 

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この「1000万円勤務医という働き方」についてのお問い合わせ、相談は、

直接、メディカルプラザの西川代表にメールをお送りください。

匿名相談も可能です。

nishikawa@medical-plaza.net

 

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