犬の飼育頭数を日本と 海外 で比較

公開日:2019年04月14日
この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

犬の飼育頭数を日本と 海外 で比較

日本で犬の飼育頭数が減る原因

犬の頭数が減っていく原因は動物愛護管理法の法律の解釈で「例として年2回または2頭以上」として地方自治体が登録を義務付けしたことで、年間に1頭くらいの繁殖をしていたホビープリーダーたちが仕事を辞めてしまったからだとわかってきました。

日本のブリーダー業についてはこちらの記事をお読みください。

日本ではプロに任せればいいという国の政策によって犬の頭数が減っていますが、次の段落では海外について解説していきます。

海外のブリーダー業について

海外ではこのブリーダーの「業」として定義をペットフード協会で調べました。

すると、「生まれる犬の数」で定義している国は日本だけで、調べた海外(欧州)の11カ国は「何回出産したか」でした。

海外(欧州)で犬の繁殖をしている人たちはプロのブリーダーではなく、「87%が趣味でやっている人である」ことが「EU12カ国の犬猫商業流通に於ける動物福祉の現状」(2015年12月)によってわかっています。

犬の飼育頭数を維持するためには?

犬の頭数は2017年には893万頭いますがこの数を維持しようとすれば、平均寿命の14、15歳で割って計算すると、年間7%くらいは1歳以下の犬がいなければならないことになりますが、ここ数年は3〜4%です。

しかし、このホビーブリーダーが激減したことによって、2024年には700万頭を切って行くとペットフード協会では予想しています。

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