この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。
動物病院の新規開業と承継開業をする院長の「ゴール」設定の違いについて
勤務医から動物病院を 新規開業 した院長がゴールとしてきたのは、やはり、「自分がやりたい場所、好きな器械で開業する」ことです。
開業さえできれば後はなんとかなった時代であれば、それでもよかったのでしょうが、そんな時代はすでに終わっています。
動物病院の新規開業は最初の3年間が重要
動物病院の新規開業で真剣勝負をしなければならないのは、最初の3年間です。
この3年間で、患者数が伸びて売り上げがどんどん上がって行く、上昇気流に乗れなければ、「あの病院はダメな病院」というレッテルが貼られてしまいます。
動物病院を承継開業する院長のゴールとは?
一方、承継開業でスタートした院長は、新規開業院長とはゴール、目標とすることが違います。「自分が勤務医から院長になった後でやりたいこと」がそのゴールになっています。
・耳やがんなど専門病院として新たにスタートしたい
・勤務医・スタッフの雇用を守るため、病院を会社組織にして病院数を承継でどんどん増やしたい
・地方都市で大病院を継いで、その後、東京や首都圏で病院数を承継で増やしたい
・もっともっと繁盛する病院にして、自分もこの事業承継で引退したい
この意識が原動力となって、承継開業した9割以上の院長が前院長よりも売り上げを伸ばしています。
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