この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。
動物病院の獣医師の 年収 を新規開業と承継開業で比較
勤務医の平均年収は、550万円から650万円(厚生労働省調査)であると言われています。
では、平均的な院長の年収となると、どうでしょう。
動物病院の獣医師(院長)の年収
平均的な動物病院で、院長の年収は1000万円くらいです。これは新規開業の院長です。
しかし、承継開業の院長となると、1000万円の院長は承継者全員のわずかに10%程度です。
つまり、90%の承継院長は1000万円以上の年収をとっており、特に1500万円以上の院長は45%もいます。
サラリーマンで1000万円以上は5%
これを世間一般でみると、サラリーマンで年収1000万円以上となると、わずか5%です。獣医師は、勤務医から開業して院長になることで、年収がまるで違って来る職種であると言えるでしょう。
今後の展望|動物病院の新規開業と承継開業の獣医師(院長)の年収
しかし、これから動物病院の経営環境が厳しくなってくると、新規開業院長と承継開業院長とでは、年収においては格差というよりも二極化していくのではないかと予想しています。
また、これは勤務医についても同様のことが起きるでしょう。明暗は、繁盛病院であるか否かです。
繁盛病院であれば、毎日忙しいけれども、雇用は守られ、給与は上がるが、そうでない病院であれば、勤務医はリストラされるか、給与減を余儀なくされます。
動物病院そのものが倒産してしまうこともあるでしょう。
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