動物病院の開業にオススメの場所は?首都圏?地方?
勤務医を続けるにしても動物病院開業して院長になるにしても、ヒトの人口が増え続けている首都圏であれば大丈夫と思っていませんか?
犬の頭数と高齢犬の減少によって、これから小動物市場が下り坂に入っていくと首都圏と地方ではどんな違いが出て来るのでしょうか。そこで、動物病院の勤務医が知らないと後悔する事実を紹介します。
首都圏ではリスクが増し、地方に目を向けるとチャンスにつながる
勤務医先生にぜひ知らせたい、2つの数字があります。
《1》 246件(平成29年)
1の数字は、首都圏1都3県の平成29年の新設開業件数の合計です。全国の合計数が400件程度ですから、実に6割以上がこの首都圏で新規開業しています。
《2》 2024年にピーク時から47%減少
2の数字は、犬の頭数の変化です。一般社団法人ペットフード協会の予想数字ですが、最多の2008年・1310万頭から犬の頭数は減り続け、2024年には700万頭にまで減少するという推計です。
この2つの数字は、動物病院にどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか。
動物病院のこれから
首都圏ではすでに過当競争が始まっていますが、今後は病院同士がつぶし合う、淘汰の時代に入っていくものと考えられます。
特に来院数が少ない新規開業の病院では売上不振からの廃業(倒産)を余儀なくされるケースが増えて行くことは確実です。
また、犬の頭数が減ることでどんなことが起きて来ると思われているでしょうか。
犬の頭数が減ることで、全ての病院がダメになるわけではありません。
病院の格差、二極化が始まることになります。
つまりは、いい病院にはますます患者が集中することになっていきます。
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そこで勤務医から開業を考える場合、
【承継開業で地方の繁盛病院、ブランド病院を引き継ぐ】
ことで
この2つの数字のリスクを避けることができます。
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《これから開業のチャンスは地方にこそある》
地方では、年間売上1億円超のブランド病院が承継者を探しています。
動物病院を開業するリスクについてはこちらの記事を合わせてお読みください。
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