動物病院の新規開業のメリットとデメリット

公開日:2019年01月29日

この記事はメディカルプラザが制作・監修した「サクセッション - 獣医師向け動物病院の承継開業の情報サイト」上で連載された記事を本サイトへ移行したものとなります。

動物病院の新機開業のメリットとデメリット、承継開業との違いについてまとめていきたいと思います。まずは承継開業の概要を書いたのちに、それぞれの強みや弱みを書いていきたいと思います。

動物病院の場合には開業 5 年でも 1000 万円以上にならないケースが増えています。ただし、開業する場合によって異なることも大きいです。

動物病院開業後 5 年以降の個人差がとても大きいことが考えられます。また飼育頭数の減少という背景があるためリスクは高くなることが多いです。

動物病院開業後の収入低いことや開業直後は治療や手術症例少ないこと、売上 3000 万円の可能性などの不明確な点があります。

動物病院の新規開業のメリットは自分が開業したい場所が選べることや建物や機械が新しいこと、機械は自分が好きなものを選べることが考えられます。

動物病院の新規開業のデメリットとしては新規開業場所が首都圏に集中しているため、今後過当競争が必至であることや開業資金が一般的に 4000 万円は必要であることが考えられます。

動物病院の新規開業は売上、年収がゼロからのスタートということは特徴のうちの1つになります。新規開業でスタートすると近い将来、運転資金が続かなくなるリスクが高くなりますが、機械や施設は新しいことがメリットになります。

犬の出生頭数、高齢犬が減少し始めたことで、動物病院業界がマイナストレンドに入ってきたため慎重に決断する必要があります。