インタビュー

Interview

承継開業インタビュー 病院譲渡インタビュー スペシャルインタビュー

譲渡成功インタビュー

依頼してわずか3ヶ月で超スピード承継。

丘の上動物病院(宮城県仙台市)前院長
弓木 秀次郎先生

最初に、リタイアしようと思われたきっかけについてお願いします。

開業してちょうど20年が経ち、70歳前後になったことで、ふと自分の人生を振り返ったことがきっかけでしたね。すると、「ここまでよく苦労してきたな」と自分をほめたくなる気持ちと、獣医師として人様の犬や猫を預かって、命に関る責任ある仕事をこれからも続けていくのかと思うと、怖くなってしまったのです。
そんな矢先に飼い主さんからこう言われました。「先生、いつまでやるの」。この言葉にハッとしましたね。これは、「私の犬はこれから10年は生きるだろうから、それまで診てくれるのかしら」というメッセージだったのですね。10年後となると、私は80歳代です。その頃にきちんと診療ができている自信はありませんので、ここがそろそろ潮時かなと感じました。

 

 

リタイアした後に今まで感じることがなかったこと、気付いたことがありますか。

今一番いいと思うことは、「あの子の病気はどうなったのだろうか」といった悩みがいっさいなくなったことですね。毎日ぐっすり眠れています。
完全リタイアして起きるのも自由、寝るのも自由なのですが、朝目が覚めると、何かしなければいけないと思うのも、長年の抜けない習慣ですね。そして一番気になるのは、やはり「健康」ですね。
ここは病院も大病院があるわけではなく、診療所が一軒あるだけという田舎に移住しましたから、もしものことを考えると不安にはなりますが、病気になった時はなった時で、覚悟をすればいいだけですね。怖い、怖いと思っているとキリがありませんから、70歳までよく生きて来れたなと考えるようにしています。