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譲渡成功インタビュー

中途半端な引き方では、責任だけが残るので嫌でした。

コスゲ動物病院前院長(神奈川県藤沢市)
小菅 理隆先生

まずは、小菅先生が院長を辞めようと思われたきっかけは何だったのでしょうか。

日本では、後継者がいなかったり、生活のためにかなり高齢に私がリタイアを意識し始めたのは、5.6年前の60歳を過ぎた頃でしょうか。「モチベーションの低下」が辞めようと思った一番大きな理由ですね。院長としての仕事のレベルを維持するためには、日々の勉強を怠ってはいけません。
ある時、勉強しようという意欲が湧かなくなった。これはショックでしたね。体力的にも限界が来ているなと感じていたから、そんな時に頭をよぎるのは、「私もそろそろ引き際かな」という思いです。
悪い事は重なるもので、丁度その頃、腰を悪くしてしまいました。これがリタイアのきっかけになってしまいました。

 

 

リタイアの仕方は人それぞれだと思いますが、小菅先生があえて「完全リタイア」の道を決断されたのはなぜですか。

承継は、家族であったり、親族であったり、勤務医に譲ることが多いようですが、私はあえてそうはしませんでした。その理由は、「実務を任せるとは言っても、院長として責任を取る立場にいることには変わらない」と思えてしまって、心理的負担が何ら変わらないのなら、第三者に病院を譲ってしまえば、私は病院から完全に離れられると考えたからです。

 

 

完全リタイア生活を1年間続けられてきての感想をお聞かせください。

リタイア後に何が変わったのかと言えば、価値観が変わったようにも思います。
リタイア後に出来た時間でこれから何をしようと思っているのですかと尋ねられますが、なぜリタイア後も現役の時のようにモチベーションを上げて取り組まなければならないのか。家でのんびりしているのも、また1つの選択。それでもいいのではないかと思い始めました。
 気付いたのは、過去と比べていいとかダメだとか、思わないことですね。